支部長挨拶

三原 千惠

日比野病院 脳ドック室長・NSTスーパーバイザー

 

 JSPENが日本臨床栄養代謝学会として新生するにあたり、それに際して支部再編成によって中国支部と四国支部が一体となって栄養療法の充実を実践することになりました。この貴重な機会に初代の支部長を務めさせていただくという栄誉にあずかり、深く感謝すると同時に責務の大きさに緊張しております。

 中国5県(岡山、鳥取、島根、広島、山口)と四国4県(愛媛、香川、徳島、高知)は瀬戸内海を挟んで歴史的にも経済的にも深い繋がりを持ってきました。これからは中国四国支部として、栄養療法の場において一層の連携を深めるために尽力したいと存じます。

 日本臨床栄養代謝学会は、多病態の疾患を扱うこと、多職種の専門家が集うことで他の学会には見られないような連携が得られる貴重な学会です。とくに近年地域包括ケアが重視され、これまでの学術的および臨床的な医療における活動に加えて、疾病予防や介護といった福祉の領域にも学会が果たす役割は年々大きくなっております。高齢化社会が普遍的となった今、医療と介護の経済的および社会的負担の増大が懸念されます。

 地域の医療施設、介護施設、在宅、行政に関わるすべての会員の皆様にご協力を仰ぎ、本支部の活動が密接な連携と情報交換に役立つことを祈念いたします。